今日、ご紹介するのは、
小室さんについては、ご両親や親族の血縁関係や仕事など、さまざまな誹謗や中傷がされています。
最近では小室さんの母親の借金問題について週刊誌が報じました。
しかし眞子様のお母様のキコさまも、その親戚など小室さんと比較にならないほど怪しい記事が週刊誌で報じられてきました。
秋篠宮がキコさまと婚約した当時にネットがあったら、キコさまもかなり色々と言われてきたに違いないでしょう。
今回は、キコ妃の従兄弟が建築詐欺を働き民事訴訟を起こされた記事をご紹介します。
「出自や職業で人を差別してはいけない」という考えもわかりますが、「皇室に嫁いでくる以上、それなりの家系の人を望むのは当然だ」という考えはあると思います。
自由恋愛をされたいお気持ちもあるのでしょうが、やはりご結婚相手は皇室にふさわしいお相手であることを望みます。
以下、キコ妃がひさひと様を懐妊した頃の2006年週刊文春3月2日号の記事よりキコさまの従兄弟が「違法建築」で告訴された!
被害者は「皇室関係の“建築士”だから信用したのに」
小誌とて、国を挙げての慶事に水を差すつもりは毛頭ない。
ただし、キコさまの「従兄弟」氏がやったことは、明らかな違法行為。
被害者の怒りももっともなのである。
「従兄弟」氏が二度とこうした過ちを繰り返さぬためにも、あえて川嶋家を悩ます不祥事を明らかにする。
「ご懐妊の兆し」で日本中から祝福を受けた秋篠宮妃キコさま(39)。
天皇ご一家だけでなく、ご実家の川嶋家でも第三子のご出産を心待ちにしているという。
その川嶋家を悩ます問題が浮上している。
キコさまの従兄弟にあたる「建築士」が“違法建築”で訴えられたというのだ。
損害賠償請求を起こされたのは、川嶋A氏(37)。
A氏の実父は、キコさまの父親で学習院大学教授、川嶋辰彦氏の実弟で、キコさまとA氏は二つ違いの従兄弟にあたる。
「年が近いこともあって、小さいことはよく遊んでいた」(川嶋家関係者)という。
地元の小、中学校を経て、都立高校を卒業後、建築家を目指していたA氏は、関東の国立大学工学部に進学。
「彼は建築デザインを学びたがったようですが、紆余曲折があって、建設工学科に進んだと聞きました。
在学中に秋篠宮とキコさまのご成婚があり、彼とキコさまが親戚だっていう噂が広まった。
ただ自分からその関係をひけらかすことは決してせず、聞かれれば、『そうだよ』って答える程度。
急に上品ぶることもなく、大学ではスキー部に所属していて、バイクが似合う男くさい奴でした」
「非常に真面目で、地道に仕事に取り組んでいました。
特にデザインの実力は事務所内でも高く評価されていました。
キコさまの親戚であることは知っていましたが、自分から言うことはありませんでした。
ただ私が『(秋篠宮ご夫妻の住む)赤坂御用地には行ったことあるの?』と聞くと、『家族で招待されて入ったことはあります。
あの玉砂利が敷き詰められた庭を見ると、バイクで走りたくなるんですよね』って話してました」(建築事務所の元同僚)
そのA氏がなぜ、被告席に座る事態に陥ったのか。
A氏を訴えたのは杉並区在住の主婦、原田涼子さん(37歳・仮名)。
原田さんがA氏との裁判に至るまでの経緯を語ってくれた。
「7年前のことです。
マンション住まいだった私たち夫婦は子供ができたことを機に、家を建てようと思ったんです。
幸い近くにいい土地も見つかったんで、せっかくだから、建築士さんに自宅をデザインしてもらおうと思って、友人夫婦に『いい建築士がいたら教えて』と頼んだところ、紹介されたのがAさんでした」
99年5月、その友人夫婦の紹介で、原田さんは初めてA氏と会ったという。
「友人夫婦のご主人と、Aさんが高校時代の同級生で、気心が知れた仲らしく、ご主人はAさんのことを、こう紹介してくれました。
『腕のいい建築士で、賞も取っている。
それに秋篠宮妃キコさまの親戚で、信用できる』と。
けど、まさか皇族の親戚がこんな身近にいるとは思いもよらなかったので、Aさんに直接聞いてみたんです。
そしたらAさんは『そうです。従兄弟なんです』と答えたんです。友人夫婦は『腕のいい建築士』だっていうし、そんなお立場の方が悪いことするわけないって信じ込んでしまったんです」
原田さんがA氏に対し、「土台がしっかりしていて、段差がなく、明るく、温かい建物」という希望を出したところ、A氏はコの字型のユニークな建物のデザインを出してきたという。
「書いた覚えのないサインが」
「Aさんが『コの字型の方が、太陽の光が奥まで入って、明るく暖かい家になる』と説明してくれたため、私もすっかりそのデザインが気に入り、後は細かい打ち合わせに入っていったんです。
私が特に要望したのは、光熱費がかからない、省エネタイプの明るい建物にしてもらいたいということでした。
だから断熱材はしっかり入れて欲しい、結露を防ぐペアガラスのサッシにして欲しい.…など具体的な希望を出していたんです」
そして2000年5月、原田さんは自宅の設計監理業務を、250万円でA氏に委託するという、「設計監理業務委託契約」をA氏との間で取り交わした。
「契約書の受託者欄に書いた彼の肩書きは『川嶋A建築設計室 川嶋A』というもので、彼が作成した仕様書や設計図にもそう記されていたので、当然、彼の事務所が設計してくれたものだと思っていたんです」
そしてその翌月、A氏は施工業者として世田谷区内の建築業者のB氏を連れてきたという。
「Aさんが、『この人だったら、建てられます』というので、Bさんに約3800万円で発注し、工事が始まりました。
当時、私は育児に手をとられていたこともあって、あまり現場に顔を出すことができなかったんですが、Aさんがこちらの要望を取り入れて、工事を監理してくれるものと信じていたんです」
同年末、A氏らの手による新築住宅はほぼ完成し、原田さんに引き渡されたのだが、これがとんでもない欠陥住宅だったというのだ。原田さんが続ける。
「暖房が全く効かず、あまりの寒さに凍えそうでした。
しかも家のいたるところで結露がひどく、窓ガラスや壁は水が流れているような状態で、そのうち家中でカビが発生するようになった。
このためすぐにAさんやBさんに『なんとかして欲しい』と連絡したところ、『断熱材は工事料金に含まれていないから、別料金で断熱材を入れることになるし、サッシを交換するのも別料金を払ってもらう』といわれたんです。
私は耳を疑いました。
あれだけ断熱材はしっかり入れて欲しい、サッシは結露を防ぐペアガラスのサッシにして欲しいと、具体的な要望を出していたにもかかわらず、Aさんは全く聞いていなかったんです。
しかし住み始めた以上、生活のできる家にすることが先決と考え、Aさんの言うことを聞いて、Bさんに550万円の追加料金を払って補修工事をしてもらったんです」
翌01年の夏には逆に冷房が全く効かないばかりか、カビが大繁殖。子供が急性気管支炎にかかったという。
「その後も補修工事をしたにもかかわらず、冷暖房は効かないし、結露もカビも収まらない。
子供たちも気管支炎や肺炎で入退院を繰り返すようになって、私たち夫婦も堪忍袋の緒が切れました。
もうAやBに任せておけないと、別の業者に調査をお願いしたんです」
その調査の結果、「原田邸」の床下には断熱材が全く施工されていなかったばかりか、結露を防ぐペアガラスがほとんど使用されていなかったことが判明。
その他にも建築確認図書に記載されているエ法が実施されていない箇所や不良施工がいたるところで発見され、ガス管に釘が打ち付けられ、ガス漏れしている箇所まで見つかったというのだ。
そしてこの間、驚愕の事実が明らかになった。
「あまりに欠陥が見つかるので、私はAさんに『建築確認書類を見せてくれ」と要求したんです。
ところがAさんが出してきた『確認済証』の添付書類の中に私が見たことのない『委任状』が含まれていた。
それには、私が知らない『C』という一級建築士の名前が書いてあり、その下には、私が決してした覚えのない私の名前のサインが書かれ、三文判が押してあったんです。
そこでAさんを問い詰めたところ、初めてAさんが一級どころか、ニ級や木造の建築士免許すら持ってないことが分かったのです」
つまりA氏は無資格者であるにもかかわらず、原田さんと「設計監理業務委託契約」を結んでいたというのだ。原田さんの代理人弁護士はこう語る。
「無資格者であるA氏が、『設計監理業務』を行うという行為は、建築士法に違反する犯罪。
さらに原田さんの了承もなく、勝手に彼女の名前を『委任状』に書き、三文判を押すといった行為は明らかに有印私文書偽造、行使罪に該当します」
父親は「反省しております」いずれも既に時効を過ぎているが、その後の代理人弁護士の調査でさらに驚くべき事実が明らかになったのだ。弁護士が再び語る。
「A氏の『設計監理業務』に従い、実際に原田邸の建築を手がけたB氏も実は無許可の建築業者だった。
無許可業者が鉄筋コンクリート造り、1500万円以上という『原田邸』レベルの建築工事を請け負うという行為も建設業法で禁止されている犯罪行為。
つまり彼らは二重、三重の犯罪を重ねていたのです」
B氏を直撃すると「当時はそう (無許可)でしたが、(違法だという)認識がなく、ある程度までは、無許可でもできると勘違いしていた」とあっさり認めた。
欠陥住宅や、それが原因と見られる子供の入退院に苦しんだ挙げ句、これらA氏、B氏の犯罪行為を知った原田さんは昨年8月、ついに提訴に踏み切った。
NPO「建築Gメンの会」の常任理事で一級建築士の田岡照良氏はこう語る。
「何も分からない無許可業者が工事をやり、それを無許可の建築士が監理しているから指摘もできないという最悪のケース。
無許可で契約した建築士も、無許可の業者も、そもそも契約してはいけない人たちなのですから、詐欺ですよ。
それと確認申請を手伝った一級建築士も建築士法違反に問われるべきでしょう。先日の東横イン事件でも、名義貸しをしていた一級建築士が処分されることが決まっていますから」
A氏に自宅で聞いた。
一原告は貴方が「キコさまの従兄弟だ」というから、信用したと言っています。
「質問されて『そうです』と答えたことはあったかもしれないが、私からはそのような話はしていない」
小誌とA氏との数時間に及ぶやり取りを見守っていたA氏の父親、つまりキコさまの叔父は苦渋の表情を浮かべ、こう語ったのだ。
「これほどの問題になっているとは知りませんでした。親の監督不行き届きとしかいいようがありません。申し訳ありません。非常に反省しております…」
原田さんがA氏らを相手取った民事訴訟は現在、第一回口頭弁論を経て、建築調停中だという。
A氏が今回の一件で、きちんと自らの非を認め、二度とこのような違法行為を繰り返さないことを切に願う。