自民党の安倍晋三元首相は8日発売の月刊誌「文芸春秋」掲載のインタビューで、皇位継承について「男系継承が126代にわたり続いてきた。歴史の重みを考慮し、伝統を守り抜かなければならない」と男系継承の堅持を訴えた。
安倍晋三は登場当初から話に具体性はない。
「美しい国ニッポン」も「戦後レジームからの脱却」も「北朝鮮拉致問題」も「北方領土問題」もどうやって解決するかはない。
ずっとこれでやるつもり。彼の首相在職10年間は全くの無駄だった。もうこの手の話では国民を引っ張れない。
昨年暮れの有識者会議、本当にやって欲しかったことは、「男系男子維持」「旧宮家から養子を迎える」「内親王殿下や女王殿下に結婚後も皇籍に留まって宮家を維持して頂く」と、あたかもそれが国民の総意であるかのように決めるのではなく、「天皇制維持の為にはこういう方法がありますが、其々、こういう欠点や問題があります。
どれを選ぶか、国民は個々でよく考えて優先順位をつけて下さい」と説明することだったと思う。
日本国民は今、選択を迫られているんです。
男系男子にしか天皇に立つことを認めず、万が一、男系男子がいなくなった場合(悠仁様に男児が生まれず、旧宮家の男子も皇籍復帰を了承しない)は、男系女子や女系男子・女子の天皇が立つよりも天皇制廃止を望むのか?
男系男子であることよりも、現在及び未来の天皇本家の血統が続くことを最重視し、男系女子やその子孫(女系男子、女系女子)にも皇位継承を認めるのか。
126代”はあんまり強調しない方がいいと思うけどねえ。そこは神話の部分の話で、実際に税金使う現代の制度に神話を持ちこむと、なんだか妙なことになりそうだし。
天皇家では迷い猫を保護して育てたのにひさひとさまは猫が苦手なんですかね。ひさひとさまは確か動物好きで昆虫好きという設定だったはずなんですけどね。まぁ牛に餌やる様子とかも動画あったけどもかなりビビっていましたからね。
本当は動物は嫌いなのかもしれませんね。警備もセコムに変ったみたいだしひさひとさまの高校生活はどうなりますかね。まぁお茶の水のような情報統制は難しいでしょうね。
でもなんで今回は入学式を公表したんでしょうね。まぁこれまではお茶の水に登校する姿が一度も撮影されませんでしたが筑附の一般入試には歩いて受けに行く姿が撮影されていましたよね。
もちろんこれは撮影用だということを分かっているけどもさすがに個々の近所に住んでいる人が本当にひさひとさまは学校に行くんだろうかと一般人の撮影とかもあるかもしれませんね。
ちなみに筑附上級生と思われるツイートで面白いつぶやきがあったので少し調べてみました。それは筑附は反天皇の学校なんですよね。生徒の思想は多種多様だけどもそのことを皇室が知らないはずがないのになんでよりによって皇族を入れようととつぶやいていました。
そこでいろいろと調べてみると筑波大学の名誉教授が上皇ご夫妻が生前退位するときのことについていろいろと天皇の存在の矛盾についてかなり詳しく書いていました。
まず生前退位ですがそもそも生前退位という言葉は死を連想させるから生前譲位がいいのではとかいろいろと議論があったようですね。そして今回の天皇陛下だけの一代限りにするのかのちの天皇陛下にも適応するのかとかいろいろ議論したようです。
明仁天皇と安倍首相の意見は対立していたようですね。2015年10月に天皇陛下の意を受けて負担軽減の議論をして2016年春までに憲法上譲位は難しいという結論を宮内庁と皇族に伝えました。
そうすると天皇側からNHKにリークしてビデオメッセージを出しました。そこで生前退位という言葉が作り出されました。退位と新天皇即位を分割して退位はあくまでも明仁天皇の個人的行為とすることで憲法上の制約を超えようとしたわけです。
安倍首相は特例法で一代限りを作りたくて安倍首相が選んだ有識者で特例法による退位を作ろうとしましたが退位を容認するはずだった安倍派の櫻井よしこさんは退位反対にまわったようです。
さらにそこに明仁天皇が朝日新聞を使って天皇陛下が友人居対して退位は自分だけの問題ではない。将来にわたって象徴天皇のありかたがどうあるべきかが大切だと考え方を示しました。
つまり特例ではなく皇室典範改正を求めたわけですね。ただ安倍首相も皇室典範改正は難しいということで天皇包囲網でまずは宮内庁次長に安倍首相のもとで内閣危機管理官をしていた現在の西村宮内庁長官を抜擢します。
さらにNHKへのリーク報道で犯人探しを始め宮内庁の秋篠宮家担当官僚トップが犯人と決めつけられ定年まで4年残し退職し後任に任命されたのが同じく警察官僚出身の加地隆治皇嗣職大夫ですね。
2019年1月に譲位について安倍首相と明仁天皇が話しあわれて1月1日にしたかったようでうが元旦には皇室行事もあるため対応できないということで4月1日が譲位の日として検討されたということですがそもそも有識者会議の論点整理も出ないで日取りだけが勝手に決められていたようです。
それで有識者会議のメンバーもプライドがあれば辞任してはどうかということも書かれていました。まぁ有識者として呼ばれたけどもお前ら安倍首相に無視されてるよということですね。
保守派や右翼の間でも天皇譲位に賛成か反対かで対立があったようです。賛成派は天皇の意思に寄り添い反対派は天皇制を守ろうということで天皇陛下に何を期待するのかということですね。
天皇陛下の意向は知っているけども天皇像を押し付けるかどうかということで譲位反対派には麗澤大学の八木教授などが生前退位に反対され、朝日新聞にも記事が掲載されました。
天皇陛下の意向で政府が退位という新制度を作れば憲法が禁止する天皇の政治的行為を容認することになり退位を認める前例を作ってしまうことになり次世代の即位拒否も認めることになるということです。
これは皇位の安定性を揺るがす。天皇は祭主として存在することに最大の意味があり明仁天皇の公務ができてこそという理論理は存在よりも機能を重視したもので天皇の能力評価につながり皇位の安定性を脅かすということです。
だから高齢で公務が出来ないのだったら国事行為の臨時代行という現状ある制度を使い皇族の公務分担でよいという主張のようです。なるほど確かに物凄い説得力がありますね。
つまり安倍首相は皇位継承の安定的な議論をやらないどころか危うくする議論しかやってこなかったということなんですね。これは秋篠宮さまが即位拒否をすることも出来るしひさひとさまが即位拒否することも出来るという前例になるわけです。
安倍首相が2600年の伝統を壊してしまった瞬間でもあるわけですね。天皇陛下の政治的発言を認めてしまったから秋篠宮家のお子さんはみんな政治的発言をしまくっているわけですね。
ただこの八木教授の意見には右翼同士でいろいろと内ゲバがあって対立したようですね。ちなみに東大の政治学者の井上氏は皇室を維持したいなら自由と平等と訴えています。
天皇の憲法尊重の姿勢をとらえたり護憲のシンボルのように祀り上げそれは天皇の政治利用ではないのかということで保守派も護憲派も自分に都合よく天皇と天皇制を否定したり利用したりしているだけだと解説していました。
象徴天皇を求めているのは多くの国民であってその圧倒的多数の国民が高齢なのに頑張ったから譲位を支持しているということでそれに従うべきだということで利用するなということですね。
さらに先ほどの東大政治学者の井上達夫氏は天皇制廃止論者でもありその最大の理由がこの制度が天皇及び皇族の人権を著しく制限して彼らの犠牲の上に成り立っているからだということです。
天皇や皇族には職業選択の自由や政治的発言や表現の自由も縛られて最後の奴隷制として人権をはく奪されている最大の被害者が天皇自身だと言えるでしょうと訴えています。
まぁ確かにイギリスとかヨーロッパはウクライナに支援を表明したり政治的発言をしてもそんな批判されているという空気もないし厳密には政治的発言はダメなのかもしれませんがそれが許せる空気が日本にはないのでしょうね。