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注目が集まる皇族議員選挙
男性皇族の結婚など重要事項を審議する「皇室会議」に出席する皇族議員を選ぶ4年に一度の選挙が、
9月7日に開かれることが報じられ、
にわかに注目を集めています。
一昨年成人された、
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが今回、
初めて投票に参加されるほか、
小室圭さんと結婚し皇籍を離脱された秋篠宮家の長女・眞子さんは、
選挙の投票資格を喪失されております。
皇室会議は主に重要な事柄を審議し、
議員選挙は成年皇族が投票して行われるもので、
現在は秋篠宮殿下と常陸宮妃華子さまが皇族議員を務めております。
また、過去の会議では、
秋篠宮家の利益相反の問題や、
男性皇族が結婚する相手の認否、
皇族の身分離脱などの事項が議論されています。
また、後に詳しく解説しますが、
過去には、
秋篠宮家が議員としての立場を利用し、
不当な利益を獲得した疑惑なども浮上しており、
複雑かつ、
重要な事項が審議されていることも明らかになっています。
この皇族議員を選出する選挙の開催が報じられたニュースサイトのコメント欄には、
「天皇ご一家を誠実にお支えする、
久子さまや、信子さま、
華子さまなどが皇族議員に相応しいのではないか」といった意見のほか、
「秋篠宮家の人間を2期以上続けて皇族議員にしてはならない」といった意見が書き込まれています。
皇室会議では、
何を決定するのか?
この皇室会議で一体何を決めるのかというと、
主に5つの事柄を決定することとなります。
中でも最も重要な項目の一つが、
皇位継承順位の変更です。
たとえば、現在、
悠仁さまが皇位継承順2位の男性皇族なのですが、
重大な事故があった場合や、
心身に重大な疾患などが生じた場合には、
「悠仁さまから、
皇位継承資格をはく奪する」ですとか、
そういった議論を行うわけです。
次に、男性皇族の結婚相手の認否ということですね。
1993年には当時皇太子であった天皇陛下と雅子さまの結婚について、
皇室会議が行われました。
まさに、諸悪な根源ともいえる、
悪名高い、
1989年の秋篠宮殿下とキコさまの喪中結婚に関しても皇室会議が開催されております。
ですので、今後、もし、
悠仁さまが結婚されるようなことがあれば、
また、この皇室会議が 開かれることになるのですが、
多くの識者が悠仁さまが結婚するのは難しいのではないか?などと語っていますよね。
https://youtu.be/bwoVZaR4oEU
ちなみに、小室圭さんと眞子さんの結婚に関しては、
皇室会議は開かれていません、
あくまで、皇室会議で決定されるのは、
男性皇族の結婚のみであり、
眞子さんのような女性皇族の結婚については、
皇室会議は開かれないのですね。
こういったところにも、
現在の皇室の男女差別の存在が伺えます
それから、皇族が皇族の身分を離脱することの認否についても、
皇室会議で決定されます。
これは、極めて稀な例ではありますが、
例えば、佳子さまがもう皇族やめたいと、
自分から言い出されるような場合、
皇室会議が開催されて審議されるということになります。
最後に摂政を設置また廃止、
摂政の変更と摂政就任順位の変更といったことも皇室会議で議論されます。
ところで、この皇室会議は前回2017年12月1 日に開催されているのですが、
そこで秋篠宮家に対して重大な利益相反の疑惑も指摘されています。
2017年の12月1日に、
宮内庁特別会議室で皇室会議が開催されているのですが、
皇族議員からは殿下と華子さまが出席されました。
その際に議題となったのが当時の天皇であった、
上皇陛下の退位に関する特例法の問題です。
これの何が問題なのかというと、
当時、天皇であった上皇陛下が退位することにより、
秋篠宮殿下とが皇嗣というお立場になられ、
待遇が変化することとなったのですね。
皇族費は3倍となり、
金銭的にも大きな恩恵が ありましたし、
40億の費用をかけて秋篠宮邸も改修されました。
当時は、朝日新聞なども、
秋篠宮殿下は、
利害関係者なので、
この皇族会議は欠席して、
代理の皇族を参加させるべきではないか?といった報道もなされたのですが、
秋篠宮殿下がそのまま参加されてしまったのですね。
元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司氏も、
ヤフーニュースの記事の中で、
次のように述べています。
この皇室会議に議員である秋篠宮殿下が出席されるのかどうか、
以前から気になっていたのだが、
本日(9月21日)朝日新聞が「予備議員である常陸宮殿下に交代する可能性がある」と報じた。
天皇陛下が退位されると、
秋篠宮殿下は皇嗣となり、
皇族費が現在の3倍に増額される。
ここで問題になるのが、
皇室典範第36条に「議員は、
自分の利害に特別の関係のある議事には、
参与することができない」という規定である。
利害については金銭に関することが分かりやすいだろう。
秋篠宮殿下の皇族費は現在、
年間3050万円だが、
皇嗣となると3倍の年間9150万円となる。
例えば、
平成31年3月にご退位される場合と平成30年12月にご退位される場合では、
平成30年12月の方が3か月分の1525万円多くなるということである。
もっともこの差は今後発生し続けるものではないが、
額に違いが生じるのは事実である。
最大で平成32年5月末のご退位と平成29年12月末のご退位では約1億4700万円の差が出る。
皇室会議は内閣総理大臣に対して意見を述べるのであって、
退位日を決定するわけではないが、
当然、影響を及ぼすものである。
皇室会議は年内に開かれると思われるが、
筆者は今回の会議に秋篠宮殿下は出席されないほうがいいと考える。
秋篠宮殿下が出席されようとされまいと、
皇室会議全体の意見は変わらないだろうから、
誤解を避けるためにも、
今回は予備議員の常陸宮殿下が代わって出席されるのが無難である。