安倍元首相に叙勲今月8日に、街頭演説中に銃撃され死亡した安倍元首相に、「大勲位菊花章頸飾」が授与されることが決定しました。政府は、安倍晋三元首相を従一位に叙するとともに、日本の最高位の勲章である「大勲位菊花章頸飾」を授与することを決定しました。政府は11日の持ちまわりの閣議で、8日に亡くなった安倍元首相を従一位(じゅいちい)に叙するとともに、「大勲位菊花章頸飾(だいくんい・きっかしょうけいしょく)」ならびに、「菊花大綬章(きっかだいじゅしょう)」を授与することを決めました。
「大勲位菊花章頸飾」は日本の最高位の勲章で、戦後、日本人として授与されたのは吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘の3人の元首相に続き、4人目です。決定の理由について、松野官房長官は11日の会見で、「内閣総理大臣としての功績をはじめ、多年にわたる経歴、功績に鑑みたものだ」と説明しました。
ネット上では賛否両論の声首相として活躍していた時代から、賛否両論様々な評価がなされていた安倍元首相への「大勲位菊花章頸飾」の授与に関して、ネットニュースのコメント欄でも、様々な意見が書き込まれているようです。
本当のレジェンドになってしまった。生きているうちにもっともっと評価されていい人だった。批判も受けてきたが、評価だけでなく批判もされたということは、それだけ攻めた意見を発信していたからだろう。そういったことをできる人は少ないと思う。
岸田総理がこのレベルに達することは不可能と思うけど、少しでも安倍元総理に近づいてくれないと日本の未来は暗いだろう。過去有名な3人の首相と同じ勲章を安倍元首相に授与されることに疑問があります。歴代最長の総理大臣(党総裁党則の変更)、拉致問題は小泉首相の方が実績あり。外交ではさすが「外交の安倍」と言われただけにアジアにおける経済圏の構築や中東危機の対応等評価される。
歴代最長首相ですから各国や若年層の国民にとっては最も知られている日本のリーダーでしょう。しかしことの真相がはっきりしないことが多すぎです。「桜を見る会」前夜祭における108回もの虚偽答弁。「桜を見る会」自体の多数後援者招待。公文書のあり方。コロナ初期に不可解な検事長定年延長を閣議決定。森友加計問題に共通している関わった官僚が出世していること。これを真相究明しそれでも勲章授与に値する首相と国民も一致するならそれから授与してもらいたい。
総理大臣としての功績?日本を貧しくした。森友、加計、春宴問題、恣意的な官僚人事、憲法の拡大解釈など功績なのだろうか?安倍氏得意のお手盛りを自民党が追悼として、お手盛りをやっているようにしか見えない。海外メディアも、外交での積極的姿勢は評価したが、内政は失敗としている。このことを政府は理解しているのだろうか?外交でさえ、日本をリスクに晒したというのが正しい評価だと思う。
安倍さんも長寿で有れば、存命中に、大勲位菊花大綬章はもらえましたね。頸飾は、吉田元首相他も死亡叙勲だったと思います。安倍さんは急逝で、しかも暗殺、最長政権首相だったから両方授与ですね。当然ですが。従一位もさすが、江戸時代なら徳川将軍が隠居、大御所となって、従一位と太政大臣の官位を与えられたと思います。
このように、安倍元首相の過去の功績を称える意見もあれば、逆に、それを否定するような意見も数多く書き込まれています。美智子さまは、叙勲に大反対このような賛否両論の声が上がる安倍元首相への「大勲位菊花章頸飾」授与ですが、このことに皇室内で、最も強く反対されたのが美智子さまだったようです。
「勲章授与の決定権は、政府にありますので、皇室はその選定に関わることはできません。そのため、美智子さまも、ニュースをご覧になり、初めて、安倍元首相への大勲位菊花章頸飾の授与について知られたのですが、このニュースについてお知りになられた際には、周囲の職員らを驚かせるほどの大声で絶叫し、“この男は、私たちのことを侮辱したのですよ”と仰られておりました。
安倍元首相に関しては、以前、上皇ご夫妻のことを茶化すようなモノマネをしたことが報じられることもあったのですが、未だに、美智子さまは、そのことを覚えており、執念深く恨みに想い続けておられたようですね」(宮内庁関係者)
「月刊日本」という、保守系月刊誌では、上皇ご夫妻が幾度となく東日本大震災の被災者・避難者の元を訪れ、その声に真摯に耳を傾けてきた様子を、安倍元首相がポーズを真似てからかったというエピソードを伝えています。
「ある有力政治家の話ですが、彼が官邸の総理執務室で安倍さんと生前退位の話をしたら、安倍さんはカーペットに膝をつきながら、『こんな格好までしてね』と言ったらしいのです。ちょっと何て言うか、天皇陛下が被災者の方々に寄り添うお姿を、そういうふうにちゃかしてみせるというのは……。信じがたいですね」
これは、発売中の雑誌「月刊日本」12月号(ケイアンドケイプレス)で、毎日新聞編集委員の伊藤智永氏が明かしたエピソードだ。 伊藤氏は、これまで政治部や経済部、ジュネーブ特派員を歴任してきた毎日新聞入社31年目のベテラン記者。
「月刊日本」は保守系月刊誌だが、今月号で「天皇陛下のお言葉を真摯に受け止めよ」という特集を組んでおり、そのひとつとして「安倍総理の天皇観を問う」と題する、伊藤氏のインタビューが掲載されている。「慈愛」といっても見て子の場合は、括弧付きのイジメの意味でしかない。同音の「自愛」に近いか。