さて、岸田首相襲撃事件今月4月15日午前。岸田文雄総理大臣が応援演説のために和歌山県の雑賀崎漁港を訪れていたところ、演説の直前に筒状の爆発物が投げ込まれるという衝撃的な事件が発生しましたまたも衝撃的な事件が起こってしまった。
事件が起きたのは、4月15日午前。岸田文雄総理大臣が応援演説のために和歌山県の雑賀崎漁港を訪れていたところ、演説の直前に筒状の爆発物が投げ込まれた。爆発物からは爆音と白煙が上がり、岸田首相に怪我はなかったが、警察官1人が軽い怪我を負った(その後、集まった地元漁師の男性も軽い怪我を負ったという報道がある)。
爆発物を投げ込んだとして、兵庫県川西市に住む木村隆二容疑者(24歳)がその場で取り押さえられ、威力業務妨害で現行犯逮捕された。その動機は現在取り調べ中だ。
現在、取り調べが進められているこちらの事件。ネット上では、木村隆二容疑者が、「自国民より外国人を優遇する政治家は国賊と言います」などと岸田首相を批判していたことや、昨年6月、年齢などを理由に参院選に立候補できないのは不当だとして、国に損害賠償を求める訴訟を起こしていたことなどが話題となっています。
様々な陰謀論も
また、その他、こちらの事件が、衆議院和歌山1区補欠選挙の投票日直前に起きたという事もあり、「支持率上昇を狙った自民党の自作自演ではないのか?」といった陰謀論まで出ているようです。
2023年4月15日に発生した、岸田文雄総理大臣の襲撃事件。応援演説のために和歌山県の雑賀崎漁港を訪れていたところ、演説直前に爆発物が投げ込まれ、木村隆二容疑者(24歳)がその場で取り押さえられ、威力業務妨害で現行犯逮捕された。「漁師のおっちゃん」「SPの動き優秀すぎ」といったワードがSNS上でトレンドに上がったことも周知の通りだろう。
そんな折、同月15・16日のANN世論調査で、内閣支持率は45.3%と先月行われた前回より10.2ポイントも跳ね上がった。岸田首相襲撃事件を、政治家たちは声を揃えて「民主主義を脅かす暴挙」「言論への暴力は断じて許すまじ」とクローズアップした。
この突然の支持率アップはどう贔屓目に見ても、物価対策や少子化対策など、岸田内閣の政策への支持ではなく、この事件の被害者である岸田への同情票があると言っていいだろう。
これに対する世間の反応に「襲撃されると実績なしで支持率上がるとか、日本人チョロい」「総理ご無事で何よりです→支持、ってなるの安い国民だな」「目を覚ませ日本人」といったものがあるのも事実だ。
一方で、今回のこの一連の事件を受けてーーーー。
「すべて自民党の自作自演」「完全に仕込み」「タイミング良すぎ」etc…
そんなトンデモ陰謀論がネット上で蔓延している事態はどうなのか。
陰謀論者が根拠としたい言い分はこうだ。
「SPの動きに予定調和感がある」「事件映像のカメラワークが映画みたい」「火薬量が少なすぎる」「事件後に演説を続けている」「襲撃の夜、予定通り散髪に行っている」
ましてや「安倍首相襲撃の山上容疑者と同一人物である」「はたまたクローンである」「いや、犯人は岸田の隠し子だ」なんて声まで聞こえるくらいだから、さすがに荒唐無稽というほかない。
こういった発言の主は、何か天変地異が起こるごとに安倍のせいとのたまう、顔の見えないネット住民だけではない。
参政党役員ですら、「こうした事件があっても、午後のスケジュールはそのままとの事。事件そのものが支持率上げのための仕込みかもと疑ってしまうのは私だけ?」とツイートし炎上する始末なのだ。
真の動機は秋篠宮ご夫妻の英戴冠式参列反対だった
このように、木村容疑者の犯行動機に関して、様々な噂が囁かれる中、ある警視庁関係者は、この犯行動機に関する驚くべき情報について語ってくれました。
「先日、岸田首相の選挙演説会場で爆発物が投げ込まれるという衝撃的な事件が発生しました。和歌山県警は、無職の木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害容疑で逮捕しました。
木村容疑者は、“自国民より外国人を優遇する政治家は国賊と言います”との主張を展開していたことが報じられ、注目を集めています。しかし、実はこの事件の背後には、もっと衝撃的な動機が隠れていたことが警察の取り調べにより明らかになっています。
なんと、木村容疑者が犯行に及んだ最大の理由は、岸田政権が秋篠宮ご夫妻の英戴冠式参列を許可したことに対する激怒だったというのです。
岸田政権は、今回の事件を受けて、英戴冠式参列問題について改めて検討を重ねることが求められています。今回の事件は、政治家の判断や政策が国民の感情に与える影響を改めて考えさせられるものとなりました。政治家たちは、国民の声に耳を傾け、より一層の努力を重ねることが求められるでしょう。