先月10月21日、秋篠宮家の長女・眞子さんの夫・小室圭さんが念願のNY州司法試験合格を果たし、ホッと一安心となったかと思いきや、現在、皇室の内情はとんでもない状況になりつつあるようです。
「週刊女性」(2022年11月15日号)は、「皇籍離脱まっしぐら 佳子さますがる父の名言」と題する特集記事を掲載し、佳子さまが、皇籍離脱される計画を立てていることを報じました。
「19年3月に大学を卒業された佳子さまは、大学進学や海外留学などの進路はもちろん、就職先すらも定めておられないようでした。
その年の夏、皇嗣職の定例会見が行われた際には記者から、普段いったい何をされているのか?大卒女性が社会に出ていちばん忙しい時期なのに、ご本人はどのように過ごされているのか?といった質問が上がったほどです」(宮内庁関係者)
21年5月、全日本ろうあ連盟に非常勤属託職員として就職された佳子さま。リモート中心だという勤務の全容は明かされなかった。
新型コロナウィルスの感染者数が減少傾向となった今年の春ごろから、秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方は地方公務を再開された。
「今年7月、佳子さまは全国都市緑化祭に出席するため、北海道へ。首都圏以外へ足を運ばれたのは約3年ぶりでした。以来、お出ましの機会を日ごとに増やされています。ただ、コロナが収束しつつあるとはいえ、この急激な変化には、違和感を抱かずにはいられません」(前出・皇室ジャーナリスト)
皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は、佳子さまの積極的な姿勢について、こう見解を示す。
「近い将来、皇室を離れるにあたりこれだけ自分はやってきたという証拠づくりをされているかのようにも見えます。ご熱心な活動が、公務さえやっていれば結婚は自由といった解釈の延長にあるとすれば非常に残念です」
眞子さんは、約1億4千万円の一時金を受け取らず、いっさいの儀式を行わずに、類例を見ない結婚を果たした。
国民の理解と納得を得られたとは言い難く、昨年11月に行われた秋篠宮さまのお誕生日会見では「皇族としての『公』と一個人としての『私』など、皇族のあるべき姿が議論されましたが、殿下はどのようにお考えですか?」と質問されるひと幕も。
これに対し、秋篠宮さまは「一連の娘の結婚のことが、うまく公と私に当てはまるのか」と反論し、こう続けた。
「彼女は結婚するまでの間、皇族でいる間、公的なものと私的なものとの場合には、常に公的なものを優先してきていると私は思います。これは海外の訪問も含めてですね」
それまで公務に励まれた眞子さんが仮に『私』を優先させているということになれば、「20年た
っても結婚はできない」とも付け加えられた。
「殿下は、記者が尋ねていないにもかかわらず、女性皇族が男性皇族と異なり皇室会議を経ずに結婚できることに触れ、その点でも公と私は格が違ってくる とも述べられました。 女性皇族は『私』が優先されてしかるべきだと念押しされたかったのでしょう。
「皇嗣」としてよりも1人の父親としての思いが前面に出た迷言だと受け止めた人は少なくなかった…… ただ、皇籍離脱を夢見る佳子さまが、このご発言にすがりたくなるお気持ちも理解できます」(前出・宮内庁関係者)
公と私に対する秋篠宮さまのご発言が、佳子さまが公務をこなされる意欲の源なのかもしれない。しかし、前出の小田部教授は疑問を呈する。
「皇室の「公」とは、国民の象徴としてふさわしい 公的な存在という意味で、欧州貴族の『ノブレス・オブリージュ」に似ています。皇室の権威の源泉は、私生活でも国民の象徴としてふさわしい振る舞いが求められること。 公務さえやっていれば、私生活が自由になるというわけではありません。 ましてや公務の目的が、私生活を充実させるためなのであれば、国民から皇室への崇敬は損なわれていくと思います」
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