秋篠宮殿下の葛藤コロナ禍も落ち着き徐々に外出自粛ムードも雪解けて、箱根などの観光地では人の賑わいが戻ってきているという。ニュースなどではこれら観光地のホテルや食事、観光などが楽しそうに放送されている。ようやく国民に日常生活が戻ってきた。そして、ようやく皇室の日常問題が週刊誌を賑わす日が戻りつつあるようだ。
小室圭さんがニューヨーク州司法試験に合格したことで、小室夫妻の生活も盤石だろう。秋篠宮家の関心としては、眞子さんの生活状況ではなく、悠仁さまの成績にこそ向けられている。
これを象徴するかのような記事が出てきた。先に発売された『女性セブン』2022年10月15日号によれば、来年の大学受験を控えた悠仁さまの教育問題が宮内庁内で取りざたされているらしい。現実的な第一候補は農大一高であるが、紀子さまとしては東京大学が第一希望で、せめて京都大学を狙っているのだという。しかし同時に、悠仁さまの成績は地を這うばかりであり、赤点連発であり学年でもほとんど最下位の成績であることが明らかになっている。このままでは東京大学はもちろん、私立三流大学すらも危ういだろう。
「何とか悠仁のために裏口を探したい。雅子や愛子には負けたくない」——そのように紀子さまは願っているに違いない。秋篠宮家には学歴コンプレックスがあるのは明白だ。
とりわけ秋篠宮殿下は、学習院時代に小学校から大学まで通して「〇〇のアーヤ(礼宮)」などと陰口を散々叩かれていたので、学習院に対して敵意をお持ちだ。秋篠宮家のご子息が学習院離れしているのには、殿下の「学習院嫌い」があるのではないかと思っている。
だが実際の秋篠宮殿下の成績はそこまで悪くはなかったが、優秀とは程遠かったそうだ。要領がよいのか一夜漬けが可能な科目についてはそこそこの成績であったが、積み重ねが必要な数学や国語などについてはかなり壊滅的であったと聞き及んでいる。伝聞調なのは、殿下のお若いころ私はまだ宮内庁に務めていなかったため、現場に居合わせなかったゆえである。
大学の卒業に当たっても、まさか皇位継承権のある皇族を留年させるわけにもいかないということで、さまざまな「忖度」があってようやく卒業できたのだ。兄・徳仁陛下に倣い、秋篠宮殿下もオックスフォード大学に留学されたが、2年で舞い戻ってきて修士号に結びつくことはなかった(兄・徳仁陛下は修士号を取られている)。
もちろん早々に学問を辞めたのは、勉強嫌いだからであり、紀子さまとの結婚を急がれたためである。だが学問を早々に辞めたわりには、博士号を習得されたり、東京大学総合研究博物館特招研究員などを務めたりと、そこには複雑な感情が渦巻いているようだ。ご子息が学習院ではなくICUやお茶の水女子付属などに進まれていること、そして眞子さまが東大で研究員をされていることもこの傍証になろう。
紀子さまの葛藤紀子さまのコンプレックスは、秋篠宮殿下のそれ以上に激しい。もちろんこの葛藤の裏には雅子さまというスーパーキャリアが皇室に入られ、自身の存在価値が揺らいだことによる。
現在の皇室は海外王室とのやり取りも多く、語学力や国際教養が求められる。令和に替わりたての2019年5月に国賓として来日したトランプ大統領ご夫妻と、流ちょうな英語でやり取りした天皇陛下と雅子さまの気品あるお姿は、国際親善の素晴らしい成果として記憶に残っている。「メラニアは皇后さまを大変尊敬しています」とトランプ大統領が雅子さまに述べたことは、日本にとって大きな歓びであり誇りと思ってよいだろう(文春オンライン2019年5月27日)。
鬼子、ズルヒトを苦しめていることに対して、何とも思っていないのですか?
二言目には、「将来の天皇は東大でないといけない」と。何故、東大、京大にこだわるのですか?東大、京大以外にもほかに大学がありますし、何処の大学でもそれぞれ長所短所があります。何故、東大なのか、何故、そこにこだわるのか、執着するのか、以前から気になっています。
記者会見、文書回答で、回答願います。何かと天皇ご一家に張り合うなんて、無意味です。そのことをどの程度、認識しているのかしら?天皇は、学歴よりも国民と苦楽を共にする、寄り添う事の方とても重要です。
高円宮妃久子さまも外国語は大変達者であり、オリンピック開催地を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会(2013年9月8日アルゼンチン・ブエノスアイレス)では、見事なフランス語でスピーチされた。このスピーチがオリンピック東京開催を決定づけたと言っても過言ではない。
皇族方の語学力は国際親善に重要だ。まして雅子さまは海外要人と会われるとなれば、予習を欠かさず、相手国の文化風習を踏まえたうえでコミュニケーションを交わされるという素晴らしい配慮をなされる。これほどの知性が皇室にあることは国民にとって大きな歓びだ。同じことを紀子さまに求めるというのはお門違いだ。というのもその英語能力は、「おはようございます」「ありがとうございます」「会えて嬉しいです」といった日常会話ができるレベルだからだ。